海外で日本人が困ること!
上位にあがるのが、チップですね。
あなたの常識は間違っているかもしれませんので、ここでしっかり確認しましょう!
日本にはない習慣 チップとは?
チップはサービズを受けたことに対しての「心づけ」
強制ではなく、あなたの感謝の気持ちです。
見合うサービスを受けていないから、チップをあげない・・
よっぽどでない限り避けたい行為です。
なぜならアメリカなどはチップがお給料のほとんどというサービス業もありますから、嫌がられないようにしましょう。
どんな時にチップが必要なのか?
レストラン
通常15〜20%(感覚的には2割が多い気がします)
注意が必要なのが、人気店・高級レストラン・ホテル内のレストラン
すでにチップが含まれていることがよくあります。
レシートをよく見ると、Gratuityと書かれています。
これはチップ込みということです。
知らずに二重払いしている日本人の多いこと・・気をつけましょう!
ただ、こんな時はどんどんチップを差し上げてください。
- サービスが本当に素晴らしかった
- 何かを壊してしまった
- 周囲に迷惑をかけた
- 子供連れで迷惑をかけた
前職の話ですが、上司と一緒にイギリスで接待を受けたことがあります。
お会計の際、取引先のイギリス人がじっくりレシートをチェックしているのを見て、上司が「あの人はケチ」と・・
実際、知らないのは私の上司でした。
イギリスなどの先進国でも間違ってチャージされること、本当によくあります。
日本では間違いがほとんどないので、みなさんもチェックせずにお支払いしますよね。
日本の常識は、海外の非常識
レシートは必ずチェックしましょう。
もし間違いを見つけたら指摘するのは当然ですが、笑顔で伝えましょうね。
タクシー
通常15〜20%
荷物をトランクに入れてもらった場合は多めに。
切りのいい額で多めに出し「Keep the change」(お釣りは要らない)と言うのもスマートです。
ホテル
昔の観光本をみると、「枕元には必ずチップを」と書かれていましたね 笑
お部屋を掃除してくれたメイドに対してのチップ、これアメリカ人に聞くと「チップを置く」と答えた方はいません。
以前、かなりの高級ホテルでチップを置くと・・
「私たちはお給料をいただいているのでチップは不要です」と書かれたメモが置かれていたことも。
ホテルには基本サービス料が含まれていますから、そこまで気にしなくてもいいのかも。
ネットや本には「ベルマン、ドアマン、コンシェルジュ、ルームサービスに毎回チップを・・」と書かれていますが、実際に差し上げている方はほとんど見ません。
ただ、この場面では必要です!
ポーター
1個につき1〜2ドル
ポーターとは、荷物をお部屋に運んでくれるスタッフです。
もし荷物を運んでもらったらチップを渡してください。
私は、日本でも海外でもスーツケース1個くらいなら自分で運びます。必要ない時は断っても大丈夫です。
バレーパーキング
ホテル・レストラン・コンサートホール・ショッピングモール・カジノなどにあるバレーパーキング。
エントランス前に「Valet Parking」と書かれているところに車を停めると、駐車を係のスタッフが代行します。
セルフパーキングと違って楽チン・洗練されて見えるので、女性同伴の時はぜひ使ってほしい 笑
ホテルですとチェックアウトの際にバレーパキング代が含まれている時があります(事前に聞いておくといいです)
その時にチップを含めてお支払いしてもいいのですが、係のスタッフに直接渡した方が印象はいいです。
さらにここでは見栄を張りたいところ。
ホテルで何度も使う場合は、1回につき1〜2ドルでもいいのですが、
レストランなど1回だけの場合は5〜10ドルくらい渡しておくと印象がいいです。
混んでいるときは優先的に車を出してくれる・・なんてことも。
チップにいくら必要?
現金の両替は、アジアでは現地。
ヨーロッパやアメリカは日本でしておきます。
チップが必要な国は、1ドル札を10〜20枚を事前に用意。
できることなら新札がお互い気持ちいいですよね。
私の場合、ドルなら面倒な手続きが不要の三菱東京UFJ銀行にある「両替機」で換えています。
チップ まとめ
まとめてみると、思ったよりチップの場面は少ないのではないでしょうか?
日本にはチップの習慣はないと言いましたが、今でも旅館でお心付けをする日本人は多いと思います。
私が幼い頃、旅館でお金を紙に包んで女中さんに渡している母の姿を見ました。
子供ながら「私も大人になったら母みたいになりたい」と思いました。
普段は質素でも必要な時、スマートにお金を使える大人は素敵です。
海外でも訪問した国で楽しませていただいている、そんな気持ちがあれば気持ちよくチップがお支払いできますよ。
基本は、サービスをしてもらったらチップ!
Have a wonderful trip♪